簿記3級を2018年3月12日に取得しました。
前提として、この資格を取ることが偉いとは1ミリも思わないし、大事なのは今後の人生でどう生かすかです。
しかし節目節目でのプロセスの整理や今後の方向性の設定は非常に重要なだと思います。今がそれであり、以下記録として書きとめました。
【取得目的】
1.そもそも取得しようと思ったのは、小さいながら会社のプロジェクト・事業運営に携わる中で、コストの問題に取り組んだ際に、より知識の体系的整理の必要を感じたこと。
2.もうひとつは、自分で少額ながら株式投資を行う際に、企業分析を行おうとしていましたが、如何せん表層的な分析に留まっており、その一つの原因として会計知識の基礎力が不足していると感じたことでした。
【学習期間】
2017年11月~2018年2月24日
⇒2017年10月に子供が生まれて、リズムができてない状況が続いておりましたが、
ようやくリズムが出来てきたなと思えた11月から毎日少しでも継続、ということで勉強を継続してきました。出社前に15分でも30分でも勉強することを前提に開始し、育児にもリズムが出てきたら夜もすこし、といった形で続けてきました。
【仕様参考書】
以下2冊で十分でした。それとある程度の動機とやる気があれば十分でしょう。

合格テキスト 日商簿記3級 Ver.9.0 (よくわかる簿記シリーズ)
- 作者: TAC簿記検定講座
- 出版社/メーカー: TAC出版
- 発売日: 2017/02/23
- メディア: 大型本
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テキストです。「日商簿記の全ての基本は3級だから」と1級の同僚に言われましたが、その通りと思いました。まずはテキストから、体系的知識を、手を動かして習得することです。
テキストの中で、学ぶには手を動かすんだ!と、TACさんもいっていますね(この本あればTACの学校は行く必要ないのでは・・とも思いました)

合格するための過去問題集 日商簿記3級 ’18年6月検定対策 (よくわかる簿記シリーズ)
- 作者: TAC簿記検定講座
- 出版社/メーカー: TAC出版
- 発売日: 2018/03/29
- メディア: 大型本
- この商品を含むブログを見る
あと問題集です。こちらは2018年1月、およそ1カ月前から活用し始めました。
冒頭の例題を10日程度で消化したら、最後に12回分の十分な過去問がついているので、
こちらを直前に10回分程度、消化しました。10回だとすると10*5=50題は消化した計算です。
過去問題の消化の仕方としては、最初の数回は問1,2,3と問4,5といった具合に、2日間で分割消化して理解を深め、後はなんとか1.5時間程度の時間を確保して、全部解くみたいな形で消化していきました。
テキストを最初から最後までやれば、まず基本となる貸方・借方の区分や、
仕訳の仕方、B/S,P/Lの勘定の位置がざっくりわかってくるので、
次に例題と過去問を通して、血肉化、より理解を深めていくイメージです。
最初は知識の不足を感じたり、問3,問5で数値が合わなかったりとするでしょうが、「最初はそんなもんや」と気を取り直して継続すれば段々数値はついてきます。TACさんの参考書にもそんな感じのこと書いてました。
分割で消費した分も含め、10題全て合格ラインを超えていたので安心して、本番に挑むことができました。
毎日、仕訳1題でもいいので、こつこつ継続さえできれば、なんとかなるテストだと思います。やるかどうか。
【本番】
前日に過去問を消化したら、本番はいままでミスった問題をさらっとノートで確認して本番に挑みました。最後、かっこをつけて(?)、早期退出したので合格した時はほっとしました(笑)。
商工会議所の規定では、2級ですら、「高校程度の商業簿記、工業簿記の知識を計測する」となっているので、3級にいたってはそれ以前の基礎になりますので、そもそもブログ書く程ではないのでしょう。
しかし仕事をしながら、コストの知識やお金の動き方に無頓着というか、「誰かやってくれるよね」という、”なあなあ”な知識にとどまっている人は案外多いと想定され、今、仕事をやりながらも、非常に重要な知識であると感じています。
簿記の勉強を通じて、数値を見る時の感度があがる、というのが今の私の感覚です。
【今後】
そして2級の勉強を開始している今、同僚がいうように「3級は全ての基礎」という言葉をひしひしと感じています。2級は,3級よりdetailを問い、また3級の学習範囲をより拡げるような内容になります。
参考までに、商工会議所の規定では3級は「小企業経営向き、一般記帳者向け」、
2級は「中小企業経営向き、会計主任者向け」と規定されます。私としては、2級まで取得していくつもりでいます。投資の時の財務諸表分析時も、この程度である程度いけるのでは、と思っていたりします。
今日はここまで後で追記します
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