こちらは、資格取得(USCPA,英語,仏語),キャリア転換(営業→経理),育児,旅行について綴るブログです

仏検準1級を落ちて、こうすればよかったと思うこと。

(後から追記しています)

2018年11月に準1級に、落第したときに、『こうしておけばよかったなあ』と思うことを綴ります。

2つあったかと思います。

  1. 中途半端な一時対策しかしていなかった
  2. 試験対策しかしていなかった

の2点です。

敗因1:中途半端な一時対策しかしていなかった

最初”中途半端な一時対策しかしていない”

について述べると、

仏検本番の第1問の『名詞問題対策』、第2問の『熟語対策』、最後の問題の『仏作文対策』などがしっかり対策ができてなかったと思います。

学生ではなく時間も限られるので、比較的手がつけやすいことは『フランス語文献の読書』、『仏文法』、『単語』くらいかと思いますが結果的に学習領域が偏ってしまったかなと。

もっと掘り下げて、上記はもっと対策をすればよかった。特に問1は2点問題なので‥ここで2,3問あたるかは結構重要かと‥よくAmazonの仏検関連の書籍を見るとこのあたりに合う参考書は出てるんですよね。リサーチ不足。。

仏作文を対策するならば、お金使って講師使う必要がありますね。コストを抑えるならば、仏語オンライン会話(Frantiere)やItalki などを活用し、対策したい内容を自分で整理しながら使うことが必要かもしれません。

実際に仏検2級の2次対策の時などは、チュニジア人の先生に、「こういう形で対策をしたいのだけど」と実際の過去問をPDFでDropboxでリンクにして送付して問題を出してもらい、対策をしたので、これと同じように、文章についても添削を受けることなどが思いつきます。

いずれにせよバランスよく学習がしなければ、他の受験者と差がつかない問題も落としてしまい、スコアの底上げができませんね。

試験対策しかしていない

この点については”本当に試験勉強しかしてなかった”ということです。

確かに仏文学を原書で読んだりはしてました。

けれども、日常のフランス語圏の情報を仕入れていたかというと皆無でした。

そのため、本番の新聞的な文章で、内容把握の問題に対して、対応が後手に回ったかなと思ってます。

※この感覚は”既視感”があって、大学受験の難関私大の小論文対策の時も、やっぱりテスト対策だけやってもダメだなあ、と反省したことを思い出しました。しっかり勉強をしながらも、適度に本は読んだり、新聞を読んだりして、『世の中で何が起こっているか(情報)』『そんな中で自分が何をしたいのか(関心)』がないと、厳しいなと。

その後、今でこそ会計の勉強で休止していますが、準1級で落ちた後は、le monde ,figaroの購読を初めて、日常的なフランス語の情報を仕入れるように努めました。これは試験勉強に関係なく、好奇心を刺激される文章も多く、語句や文化について、学ぶことができやかったと思います。

今もこの勉強は続けていて、日経などと併読しながら、情報収集のためにフランス語を使うように努めています。もちろん、ラジオ、フランス語映画やテレビも一緒に楽しめば良いと思います。

※結構、フランス新聞って日本を担当する記者を置いて記事を書かせていて、日本語で入手した知識と対照させながら、情報を深堀できて良いと思います。今の時期(執筆時点)ですと、ゴーンさん逮捕や平成からの改元などの記事で書かれています。

仏文学にはこのタイミングでは興味がそこまで上がらなかったけど、新聞は面白く、個人的に合ってました。

語学の学習は学習自体が目的化してるとすごくつまらなくなるときがありますけど、

フランス語で興味がある情報を取得したりすると、フランス語習得の先にあるべき目的に足を伸ばせるので、フランス語の学習行為の厚みを重層化させることができます。

結局、準1級の第3問、第4問の文章問題の得点がブレるのも、この経験の有無にも一因があるのかなと、英語学習の経験も踏まえて思います。要するに、良質な多読が足りなかったと

別に新聞を、最初なら最後まで読む必要はないと思います。日経でもだってそんなこと無理だしその必要もないと思います。時間限られてますから。

気になった記事一記事だけ、精読でもいいと思ってます。その他は見出しだけでも。とにかく続けること。これを意識していくことが大切かと

数年後の追記(USCPAとフランス語をブリッジできるか)

2022年にUSCPA(米国公認会計士)を取得してから再度2018年に記した、このブログを読み直していて、「こんなことを思って勉強していたんやなぁ」と感慨深く、当時のフランス語への思いを読んでいます(笑)。

USCPA/米国公認会計士 国際資格 アビタス

当然、フランス語への思いは完全に消えていないし、当時の辞書や参考書も全て取っております。外国語は生涯学習していくでしょうし、仏検2級まで時間を注いだフランス語はこのまま「はい、さようなら〜」とはならないでしょう。

フランス語とビジネスや会計が結びついてきそうな領域としては『カナダ(ケベック)』『アフリカ』『フランス系自動車部品メーカー』『ワイン』など思いつく点は色々あり、これらの結合(マリアージュ)をどうしていくかが自分の中での重要な関心ごとです。

ブログの中でそのあたりの”生き様”を示せたら良いなあと思います。