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【USCPA】 米国公認会計士 AUD 合格しました!【一回目Failでもあきらめない!】

前回の更新から少し時間が空きましたが、無事AUDで合格しました!

前回の記事で触れた1回目の2021年6月の試験は、

残念ながら68でFAIL

21年8/月に再度リベンジして無事81点で合格!

s5o7

一度落ちたあとブログ書く余裕も暇もなかった,いやー良かった😂

これで残り2科目。

FARのEXPIRE期限である10か月後の2022/6/30までに取り切ることが目標です。

だいぶ心が軽くなった気がします。本当に。。

長期プロジェクトの都合、週の半分を出張先の他県で過ごす生活を2か月続けていますが、

出張の移動や長時間残業で体調的にもきつく、

一方、小さい子供を二人抱えて”ワンオペ”状態のワイフにとってもきつい中

このAUDの試験の対応が精神的にきつく、

また金銭的にもきつく(笑)、

きつい、きつい、きつい、きつい…

これで落ちたら吐血するわぁぁと思っていた中で、この合格通知は心の底から嬉しかった!

s5o7

受かっているかなぁ、ドキドキドキドキドキドキ・・・

↑NASBAのページを開く瞬間は立ってられなかったし、いずれの結果にせよ、ちびっちゃうんじゃないかと思って、トイレの個室に座ってました笑

これで感覚的には6割くらい終わった感覚。

あと10か月で、BECとREGを意地でもPASSしてやろうと思っています。

さて、Failから今回の合格までのアプローチを整理します。

模試から第一回試験(Fail)まで 敗因:模試で実力を誤認・・

第一回目の試験のちょうど1ヶ月前に受けたアビタス模試は合格者平均の3点下の点数でした。

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実際の得点は「実績」で計65点、「理想」は振り返って『取れる!』と思ったところ

読みづらい表ですが、『理想』としたオレンジの部分は、『ここ落としたくなかったよね、知識曖昧だよね』と分析した部分を積み上げた場合の仮点数逆に言うとそこに計上しなかった部分は落としてもいいなと思っていた部分

そしてスコアを確認すると、MCでの失点が多く、TBSは”まあまあ”と言う感じでした。

まあまあ”のニュアンスは、失点した論点を復習していけば改善できたなという意味合いです。

しかしこの分析の甘さが敗因だったと思っていて、

その模試でのTBSは、

例えばアビタス直前対策で取り上げられるような

FAR要素を含む問題が少なく、

平易な内容が多かったような気がしました。

そのため残り1ヶ月の対策を、

積み上げ余地が大きいと感じたMCへの比重を置くという判断をしました。

その結果、TBSRQへの時間の割き方や、アビタスの問題のへ復習が甘くなりました

※体調的に言い訳をすると、この模試自体は海外出張先で受験したのですが、その後、謎の体調不良で私や家族がみな体調を崩し、2-3週間位、勉強時間の確保に苦労したのも事実です。

振り返ればこの実力の誤認が最大の反省点だったと思っています。

Fail後のPerformace reviewからわかること

その結果どうなったかというと68点のFAILでした。

しかし失敗したら振り返りが重要。

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Weakerの点が二つあります。Weakerの比較対象は合格者です。

これは68点のFail時のスコアのフィードバック。

MCは合格者と同等(Comparable)となりましたが、TBSはWeakerとなりました。

加えて監査証拠を集めていくような問題や分析を深める問題がWeakerとなりました。

AbitusTBSでの監査証拠を追跡していくような問題は失点率が高かったので、然るべき結果だったと思います。

2回目の試験へのリベンジ【待ってろTBS】

改めてになりますが、第一回試験の敗因は、

FAR的要素を含む問題(例えば減価償却費の妥当性を検証するような問題や比率計算の問題)が良くなかったこと。

ここがアビタスの直前対策の要素をよく復習すればよかったと思った点です。

イメージとしてはT4で込み入った問題にぶち当たり、時間を浪費し、それ以降の問題のスコアメイクに失敗したイメージ。

別に全問正解する必要はないのです。

難しい計算箇所があれば飛ばして、確実に取るべき簡単な部位を解答してスコアメイクする

このアプローチが正しかったと思いますが、

第一回目のテストでは煩雑な問題に混乱して時間をロスしたり余計な失点をしたなと反省をしました。

この第一回目の結果を受けて、約一か月後の2021年8月に再受験日を設定し、対策を開始しました。

その時の大方針は、

大方針
  1. TBSを総復習すること(特に過去間違えたものを中心に)
  2. RQを2014年までさかのぼり復習すること(アビタスの教材は2013年のを多く取り込んでいるという話でした)
  3. 直前対策を復習すること
  4. 上記T2,T3で出来が良くなかったテーマを再度復習すること

MCについては、知識を維持し、細かい論点をフォローするために、

MC方針
  1. RQの復習(出張の電車の中でPDFで落としておいたものをやる)
  2. アビタスの教材をランダムで10-15問程度できるときにやる

上記のそれぞれの対策はだいたい一日60-90程度したかなと思います。

頻繁な出張が重なっていていて中々きつくて、時には忙しくてできないときもありましたが。。

その結果、TBS なども改善して第二回合格という結果になったと思います。

正直、本番で内部統制のoperating effectiveness の評価の問題があって、そこでcompensating controlは? という問題があったのですが、これが資料からこの選び方がどこみて選べばいいか 、よくわからなかったのでとても不安な心持ちでした。。😂

投入時間 【234時間】

AUDに費やした時間(分)は、以下のグラフの赤の部分で、

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AUDに費やした時間は234時間、週平均7.8時間

正直、中だるみの時期もありましたし、コロナからの経済のリカバリーで海外出張や出張も出てきて、昨年のFARと比べると減少傾向となりました。

しかし中だるみを認識したときは、FARのExpireまでの期間を定量的に計算しなおして、

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このペースでやってたら、残り期間で、AUD,BEC,REGを終える時間はかなりきつくない??

と再認識して自分の心のねじを締めなおして机に向かいました。

このように中だるみ対策としては、定量的に残期間を数え直したり、一日の勉強時間をしっかり測ってペースを図り、数字で自分の目標との距離感をとらえなおすこと

これで自分を客観視することが大切。

おすすめ暗記アプリ Remaindo

MCでいうと、Remindoは相変わらず活躍してくれました。

無料部分だけでも1科目であれば十分だと思います。

このアプリで、AUDの後のBECやREGも含め、暗記系問題は底上げすることができました。

※まとまって時間が取りづらい時は、暗記したい論点を写真とって張っておくだけで良いです。

ゆるい総括

振り返って思うのは、

TBSは何よりもRQが重要。Abitusの問題のTBS復習2回目やるよりも、先にやって傾向を掴み切るほうが重要な気がしました。

BEC以降はこの点もかなり意識してきたい点です(※追記:実際にREGはAbitusより先に何年かRQを先に解いて傾向を掴みました)。

あと直前対策もですね。

また模試も一回受けましたが、Abitusならば2セット分は用意されていて、

課金しても6000円くらいだった気がするので、一度本番で落ちて反省するくらいならば、もう一回受けて練習をしてもよいかなと思いました。

※執筆現在、為替が140-150円と歴史的な円安。本番試験のコストが激増しているので、円で受けれる模試位、時間が許すならば何回も受けて確度上げるべし。

※確かアンケート受ければ無料で1回分プレゼントとかあった気がします。

余談ですが勉強以外の面でいうと、

私みたいなファミリー系の受験生は

家庭のマネジメントが最重要。

極力家族に負荷をかけず、子供との時間がおろそかにならないよう時間管理や自己管理をしていくことに尽きます。

結局、各テストを振り返っていても、テストの最中に意識する点はそこまで変わらず、それよりも勉強時間をコンスタントに積み上げる自己管理がすべて。

勉強を続けられるのも、家族があってこそ

職業選択の自由度やキャリアの可能性を拡げるために投資し、寸暇を惜しみ受験に取り組んでいるにもかかわらず、奥さんに捨てられたら意味ないですしね。。笑

その為に、仕事も高速で終え、当日やるべきこと、明日でもよいこと等取捨選択を機敏にして、さっさと帰って勉強時間を捻出するなど頑張らないといけません。

以上お読みいただき、ありがとうございました。

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