こちらは、資格取得(USCPA,英語,仏語),キャリア転換(営業→経理),育児,旅行について綴るブログです

“USCPA”合格後の “転職活動”感触→〈短期思考と長期思考の狭間で悩んだ話〉

※内容に広告・プロモーションを含みます(景品表示法施行に伴う処置)

この記事は以下のような方を想定した記事です。文章は徒然に書いてますが、、

青年A

営業がUSCPAとったら、どういうキャリアの選択肢があるかなぁ

OL B

USCPA取ったらBig4とかコンサルとかいけるのかなぁ

USCPAは”ビザ”や”労働許可証”ではない

試験が終わって初夏になり、ライセンス申請準備を進め中。
※友達が少ないので3人の紹介状取るのがしんどい😂

転職サイトの動向は相変わらず気になる。

そうはいっても営業から転身して3ヶ月、自分の経歴から見て企業目線では、私は”営業”の自分でしかないし、企業の引き合いはそこに対して。

CPAのライセンス取得の点からは、最低一年の会計実務は必要であり、

腰を据えて挑むべきなのに悶々とする毎日。。

すでに応募先の企業の反応からわかっていることは、USCPA取得は、例えるならば

渡航資格である”パスポート”ではあるが、”ビザ”,”労働許可証”ではないということ。

企業にとっては必要条件の一部になりえるが、十分条件ではない。

ましてや30代前半なので、年齢的には経歴がものをいう年代である。

『監査法人』とか『移転価格』の”スタッフ”などはもしかしたらそのままスタートラインに立てるかもしれないが、30代前半だと企業からみるとギリギリの年齢に見えるだろうし、応募者としても家族構成とか考えると、年収などの観点で飛び込めるかどうか

※私が認識する限り、これらの業界は階層社会であり、”スタッフ”レベルから階段を上っていく必要がある。この辺のことにも触れた記事はこちら↓

わかっていたことだがこれらを再認識。長期的視点が必要や。

※(追記)そんな経歴の自分でも、経理の上級ポジションや駐在のポジションの書類選考を通してくれる企業もあるのだが、『絶対訳ありでしょ』って思ってしましてやや警戒してしまう。しっかりとした企業は感覚的に通らないですね、やはり。CPAの試験的に考えても、『経理マネージャが素人』『経理マネージャがコロコロ代わる』は内部統制的にリスクだったよね自社の経験からして、企業側と応募者の情報量は圧倒的に非対称。特にこの傾向は上々してない企業は顕著と思う。

USCPA/米国公認会計士 国際資格 アビタス

USCPA後のちょっとプライベートな近況

話は変わって、最近は、読書の時間を多く摂るようにしている。

この二年ずっと我慢していた”読書”に時間を割けることに幸せを感じる。

ちなみに読書するそばで産まれたばかりの息子が寝せていて顔を眺めたりする。

このゆったりとした時間が”短期思考”を抑制して”長期思考”を促してくれて、

目的意識は別離したゆったりとした思考にしてくれる。歴史、哲学、脳科学…色々平行で読む。

最近プラトンを読み始めて、2000年以上前も昔の人の話だが、

現代人が悩みそうなトピックを『あーでない、こーでない』と滔々と

プラトンが描くソクラテスか問うているを見ると、人間全然何年経っても変わってないなぁと思う。

※他の点も学びはあるが消化中…ソクラテスとカレクリスとかみていて、ソクラテスの『あーいえばこういう感』はすごく面白い。2000年以上前にすでにこの密度の議論をしているって、僭越ながら、すごいなと。よくこんな記録残しはったなと思います。

働くうえで長く活躍したいと思う→社内トランスファーの利点

さて再度キャリアの話に戻って、最近、中日レジェンド山本昌さんの根尾投手に関する記事を見たが、彼が初勝利を挙げたのが五年目。その時同期の西武渡辺投手は43勝していた。

しかし、両名が引退した時、勝ち星は山本昌さんが大きく上回りタイトルも多く獲得した。

これから思うのは、息が長く活躍したいと言うこと。そのためには下積みはいるということ。

幸い社内で営業から経理へポジションチェンジで、

そこまで収入落とさず、金をもらいながら、

それまでに築いた人間関係もある程度そのままに、会計の経理経験が積めていることを前向きに糧にしないと、とも思う。家族持ちとしては、安易に居住地が変わらなかったのもメリット。

社内トランスファーのメリットはそこだと思う。特に事業の中で、営業として中心として動いてきた人間からすると、管理会計ファイナンス経営企画的なアウトプットは出しやすいと思われる。

収入が突発的にボコン!と飛び出し仕事に全身全霊のキャリアも良いけども、じわじわっていき、また年齢が上ってきた時も息が長く働けるようなキャリアも良いと思う。

CPAの資格をある程度評価してくれるように見える、戦略コンサルとかの業界にいきなり身を通じて、ロジカルシンキングのサイボーグたちと戦えるとは思わない。入った人の半分が辞めると聞く。

多分、自分が勝負すべきところはそこじゃない。監査領域も、20代からCPAをとって、自分の時間の全てを投下してくる若い監査している人たちと戦えるか?その勝負を仕掛けていいのか。

また給料的にみても支給金額が上がり、650万、700万を超えてくると、

相当負荷が上がるということであり、自分の時間をとかふつうは考えないほうがいい。

そしておそらく1000万に近づき超えていくと、一寸先は闇というか、いつだって去る覚悟ができてないといけない。そう、持ち時間が少ない。

そういった環境に飛び込む前に、自分のキャリアに対する思想は迷いの状態にしなければならないし、当然家族もある程度自分の関与がなくても回るくらい成熟するのを待つ必要がある。

※うーん、給料なんて共働きで、ギリギリ育児手当十分もらえるくらいで良い。むしろのその範疇でどれだけ面白い仕事をできるかだとも思える。子供の教育費も当然稼ぐが、親が、仕事にフルベットして稼ぎ、全部払う必要があるのか?って思われ、部分的に出資で、奨学金借りて共同出資でいいと思う。

結びに〜まずは日々内省・日々精進

刹那的にならず、内省し、目的意識をしっかり設定して、日々精進することを問われていると感じる。長期視点に立った活動が大切。

もちろん人間なので短期目線で悶々とすることもあり、こう書いている傍ら

『環境を変えたい』『新しい環境から刺激を受けたい』『競争したい』とかそういう思いは頭の半分に残っている。年齢的にも30前半、これから脂がのる、ていうか載せないとダメ。

色々悩みは絶えないが、

刹那的な自分も、俯瞰的な自分も、自分の中に内包して、向き合って、

その天秤の間で、日々内省して、揺れ動くのが自分だなぁと思うことにします。

USCPA/米国公認会計士 国際資格 アビタス

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です