(※一部後日追記)
※内容に広告・プロモーションを含みます(景品表示法施行に伴う処置)
近況
営業から経理に転籍して数ヶ月が過ぎた。
そしてCPA合格から2週間が過ぎた。
まずCPAのライセンスはアクティベート(non attestationで)させたいと思ってる。INACTIVEだと象徴的な意味合いでしかないかもしれないが。。
取得には最低1年実務が必要だ。粛々と打ち込まないといけない。今年はとりあえずインアクティブライセンスは取得に向けて作業中。
その一方で、転職活動という文脈における、他社からの承認欲求というか、評価がどうなっているかが知りたくなるという”エゴ”がムクムクと顔をのぞかせるのが現状。
今まで書類の通らなかった会社の書類が通るかなとか、USCPA全科目合格がどう評価されるか確認してみたいとか。
ある程度求人票自体は見ていくと思う。
※USCPAを始めたとき、3-5年位のスパンを見据えて“中期的思考”で努力をしてきたはずなのに、この手の承認欲求が頭をもたげてくるとき、思考が短期志向に切り替わる。
短期志向の時、スマホでエージェントの求人をただただめくりながら、浅い自己省察にひたっている。短期志向でうまくいくことは経験的に少ない。
心のぜい肉をなくす
進路など、重大な意思決定をするにあたり、”心のぜい肉”をなくしたいと思う。
心に余分な肉がついてない状態、不安も曇りがない状態で、進路の意思決定をする状態を作らないといけない。
退路を立ち、ある意味、覚悟を決めた状態を作らないと。家族も言い訳にせず打ち込める状況を。※数日前、某歴史のラジオでパーソナリティの人が、“心のぜい肉”という表現を使っていて良い表現だなと思った。
極論、部屋とか持ち物が雑然とした中でこの手の意思決定をするのではなく、物は整理され、不要なものは処分や売却され、頭にこびりつくタスクはクリアされ、心が軽い状態を作り意思決定をしたい。
この点の整理整頓には取り組もう(abitusの問題集のテキスト、メルカリで売ろっと←。。)
打ち込むべき対象は何か、どの分野で勝負するか
このWhatの部分が自分的に一番難しく重要なトピック。
監査法人とか移転価格とかbig4のスタッフレベルからやるにはほんまに今年がギリギリであるが(いやもうむしろ遅いか。。)、頭も切れるし、無尽蔵に時間をつぎ込める場合も多い20代の子たちと闘えるかと。
小さい子供達3人抱えて勝負できるかと考えるとなかなか大変だろうとは思う。
自分のキャリアを振り返ると、新卒から9年セールス側でキャリアを積んできた。途中から海外営業もこなした。部下も持った。
そんな経験を持っていた自分が去年、上場企業の中小規模の米国法人の責任者の案件に応募したら内定ももらえた。
そのときUSCPAは2科目合格だったが、セールスと会計の知識と経験を持っている点は評価してもらえた。30代前後で、どういう規模でもマネージャとして部下を持ち、会計を勉強して計数管理できる能力は評価してもらえる可能性はあるのだろう。
この経験から思うことは、事業会社で会社の売上=”トップライン”を作る側にいた自分が勝負しやすい
環境は、結局事業会社なんだろうなと思えた。
内定先を選べなかった理由(意思決定の高いハードル)
そのオファーは非常に魅力的だったが、今年(※2022年)の春に出産を控えていた自分にとって自分にとって最終的には非常にリスキーに思われ断念することにした。
結構、重要な意思決定ポイントとして、転職直後は育児休業は使えない。
有給もリセットされて付与されてないし、フレキシブルに休めない(休んだら欠勤扱い)。
この点は社内の規定を読み込むとわかった。職場での人間関係ゼロで融通も調整も簡単にいかないだろうと思えた。
いくら新しい会社の人が、『君のために融通利かせる』といっても、規定的に例外対応しか手段がなければ、自分を取り巻く目も特別扱いで微妙になるだろうからね。。
育児の初期は母子含め思い通りにいかないし(産褥期のケア、マジで重要、ちゃんとしないとお父さんの今後の一生左右しますよ。。)、なによりも上の子二人のケアも重要だし風邪だって引く。
第三子が産まれると家庭環境がさらに複雑化する中で、ある程度有給は保持して準備しておかなければならない。
こういう状況に対して、さらに転職とか海外赴任を織り込むのはかなり厳しいなというのが見えた。
また海外赴任についても、子供3人でコロナ下で、いくら外国語ができるとはいえど、知らない環境に飛び込むことについて最終的には決断ができなくなってしまった。
住宅探し、国際免許、子ど者通園通学。。やることは死ぬほどある。※昨年度の確定申告したときに医療費控除の情報をエクセルに打ち込んで申告作業をしていたが、その際家族4人全員での通院回数は合計70回もあり、これを海外では絶対無理やなと思って、その決断は現時点では間違いなかったと思う。
何でじゃあ受けたんやと思うが、自分に覚悟が足りませんでした(企業さん、本当にすみませんでした。。)
最終的には、この手のチャンスはちゃんと自分が努力すればあるだろうと切り替えたが。。
転職で失敗するとき⇒準備不足
話は変わるが、社内で数多くの転職失敗者をみてきた特に中堅以降はきつそう。
中堅以上の中途入社者がきついのは実力への期待値が高く設定されるからであり、周りが許容してくれる時間も若手に比べて相対的に少ないのからと思われる。
うちに入ってくる人たちは自己分析も他社分析も甘いまま入社してしまうこともある。
そもそも転職は、求職者と企業の間で絶対的に情報量が非対称。入って『こんな会社だったんだ』ってざらにあると思うほど、悪い情報は矮小化されている感がある。
逆に健康面もボロボロで隠して入ってきて迷惑かける人も見たけど。
極端な話、情報格差がある中、新企業に入社して、ある程度予測外のことは必然で起こりえると仮定したときに、その中途入社する主体が、心技体がそろっている状態でなければきついよね。・・中には持病隠して入社してきて迷惑かけたり苦労している人もいるが。。そういうのも双方不幸だよね。
結びに
USCPAという資格を手にした今、年齢的には“実績”が求められる世代だと自覚している。
一般的な監査法人とか移転価格とかのオプションに手を出さないとすると、この資格にどういう色合いに染められるが自分にかかっていると思う。
海外営業畑だった自分が、こういうキャリア展開に活かせたという事例を自分自身で作りたい。
打ち込むべき対象は自分で良く考えて探していかなければならない。
まだまだ悶々とするならば現職にいるうちにすればよいだろう。
心のぜい肉をそぎ落として、先鋭な目的意識を持ち、簡単なことでは動じないメンタル状態を作る。
家庭が回せない状態でいい仕事はできない。子供たちが幼稚園や育児施設に行くサイクルを確立させたり、妻の育児負荷をマネージできる形に整理したり、保有する資産・家財もスリム化して最小化したり。
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