別の投稿で、REG合格は触れましたが、
REGより先に合格したBECのまとめ。
当時の合格時の軌跡を簡単に記します。
結論的には、Abitusなどの予備校のテキストを徹底活用で十分という感覚。
具体的にどうだったかを以下に記します。
期間と投入時間
・テスト時間を含めBECに使った時間は220時間
・期間は2021.8-2022.1の6ヶ月
※途中に大型案件の立上出張をこなしていたので、長期化。。もっと早く終わらせたかった。。。と今更いってもタラれば。結果が全てです!
基本的な進め方 MC
進め方はシンプルにオーソドックスにabitusのテキストを進め、MCとTBSを学習。
MCは2周してから、RQのMCを6年分。
MCの3周目はそんなにしなかった気がします。
MCはAbitusのをやりまくるのも重要だが、RQレベルが解ければ良い。
AbitusのMCとRQのMCは英語の雰囲気とか分量とか差異を感じるので、最終的にはRQに慣れていく必要があり。
RQは最初解くときに間違った概念などは解答用ノートの右側に書いておいて、暇な時に眺めたりしました。
RQを2回目でまとめて解くときは、しっかり勉強をできていれば減点は減るはずですが、
それでも間違える概念は、
赤でポイントを書いていって、テスト当日の電車の中で眺めたりして、追い込みに使いました。
基本的な進め方 TBS
TBSはAUDの時の反省を活かそうと考えました。
少し力を入れてTBSを1周。間違えた問題をメモし2周目。さらに間違えたものを3周目と徹底。
RQも同様に実施。
RQはとりわけ資料多い系の問題を中心に練習。
こちらも最終的に直前に見直せるように、間違えポイントはちょこっとメモでもとっておいて直前に見直しもしました。
テスト前2週間程は毎日一問でもTBSを解いた。
その際、試験時に注意したいことを意識しながら解きます。
TBSは大崩れしなければいいと割り切って勉強していました。
基本的な進め方 WC
WCについてはAbitusの例文集100を暗唱を一通りして、その後上記のERM、COSOなどを何回も暗唱。
並行でAbitusの例題集も最後の1か月は1日最低1回はやろうと意識して実施。
ただしAbitusの例題は回答が凝ってるというか、やりすぎな感があるなぁと思いましたので、
テンプレ的に簡素に導入、中盤、結論と書くだけでいいやと思って取り組む。
何回かRQも解きました。
書き方は、
- 書き出し(問い)は問題文から、核となる部分を”拝借文”で同語反復的に書出し
- テンプレート的な表現を、冒頭と結び(Best regards、とか)に配置し文字数を稼ぎ
- 文の肝心の内容部は思いつく限り書く(といっても1,2文だった気が)、
- 絶対文法ミスしないよう見直し(スペル、三人称単数のs、複数形のsとか)
を意識しながら書けば良いのではと。
TBSなどを優先で時間を使っていたので、着手はラスト3,4週間くらいで、1日,30分程度を目安に週2,3時間くらいしか時間は使わず。
またテストの直前のTwitterでBECのWCの内容をつぶやている人を探して、参考に。まあその内容は自分の時は直接は出なかったのですが、ERMについて書いている人がいたから、そこをWCの案分集で見直したりはした。これは学習の漏れに気づく”おまじない”(笑)
その他 行った補足的学習方法
最後、ERM, COSO IC,COSO ITなどは頭の整理がこんがらがっていたので、簡単に自分なりまとめノートを作った。
この過程でMCの問題も自信を持って解けるようになった気もしましたし、WCに向けた対策にもなりました。
WCの暗唱もこの作業と掛け合わさり、頭の整理に役立ちました。
やっぱりどうしても教材だけやっていると受動的・反応的な学習で自分の中に入っている知識を棚卸する学習も取り組むと頭がスッキリしてくると思います。
模試の使い方
模試はテスト3週間前にして、ある程度TBSが仕上がった状態でトライ。
結果は合格基準点よりも10点上。
この結果を根拠に、予定通り試験を受けることを決定!
本番とまとめ
常々USCPAは大きなミスをしなければ良い試験だなと思っていたので、本番は、その点に留意。
計算ミスや転記ミスをしない、わからない問題に立ち止まりすぎない、などを意識していました。
まあこの点はどの試験にもいえる普遍的なことだと思いますね。
本番のTBSでもどこかのテストレットで、解答埋めてないところもありましたが,
『このまま時間かけても失敗しそうだなあ』と思ったので諦め、とりあえず先に進み、
解答を終えました。
経験的に時間をかけた問題で点を取った試しがないため、このあたりの割り切り方をしっかりできるよう落ち着いて回答作業を進めれば良いでしょう。
テスト終了後の感触は『そこまでしくじってもないかなあ、といっても解答埋めてないところあるしなあ』となんとも言えない感じでしたが、
そのまま結果を待ち、無事合格。
AUDは1度失敗していたので、かなり安堵したことを覚えています。
REGを終えてからこのまとめを執筆していますが、正直時間をかけすぎた感があります。
時間がしっかりとれる人は、短期集中で片づけに行くことが無難だなと思います。
BECは業務面で活かせる部分が多いなあと思う科目で、製造業関係ならば工業簿記の活きますし、財務的な分野をやるときはファイナンス関係の知識は活きるでしょう。
活きるというか、BECの内容は所詮さわりなので、これをフックに自分で知識を積み上げたいと思っています。
以上、お読みいただきありがとうございました。何かの参考になれば幸いです。
USCPA試験についても少し触れているUSCPA取得後の現地出張の様子はこちら